2009年06月20日

NMR (核磁気共鳴) の方法でタンパク質の構造解析

NMR (核磁気共鳴) の方法でタンパク質の構造解析を行う手順を記す。

安定同位体を含む目的タンパクを調製
NMRスペクトル測定
スペクトルピークを個々のアミノ酸に対応させる
原子間の距離・角度を測定する
上記の条件を満たす立体構造を計算する
構造の詳細を構築
以上の手順で律速の要因になっているのが3.スペクトルピークの帰属となっている。これはX線結晶構造解析でいう位相決定に対応する。また、NMRの実験データの粗さによってコンピュータによる立体構造の計算が複雑になるときもある。
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NMRの特徴は、高濃度の溶液中のタンパク質をサンプルとするために、溶液中におけるゆらぎをある程度捉えることができることにある。ダイナミックなコンフォメーションの変化を捉えることは難しいが、より可動性の高い部位などの測定が可能である。X線結晶構造解析と比較すると、安定同位体標識タンパク質の調製のコストが高いことや、高分子量のタンパク質の構造解析に弱い点などが劣っている。

構造生物学の成果 [編集]
構造生物学は多くの知見を生物学にもたらしたが、特に重要なものを特記しておく。

ATP合成酵素F1部位の立体構造の決定
リボソーム大サブユニットの詳細な構造および翻訳プロセスの解明
バクテリオロドプシン立体構造の決定および光駆動プロセスの解明
チトクロームc酸化酵素(呼吸鎖の末端酵素)立体構造の決定およびプロトンポンプ機構の解明
etc.

重要と思われる構造解析は枚挙に暇が無いが、ATP合成酵素およびリボソームは生命活動の本質に関わるため、またバクテリオロドプシンおよびチトクロームc酸化酵素は構造解析の困難な膜タンパクなので特記した。

構造生物学の課題 [編集]
コンピュータや測定機器の発展により、多くのタンパク質の構造解析が可能ではあるが、結晶化についてはいまだに実験上困難な障壁の一つである。結晶化しやすいタンパク質は好熱菌や高度好塩菌に多いといわれており、結晶化の困難なタンパク質については後回しにされている風潮がある。

また、膜タンパクの立体構造はでてきているとはいえ、ほかの重要な膜タンパク立体構造に対する知見はいまだ深いとはいえない。膜タンパクの結晶化を工夫するか(層状に結晶を発展させるという方法もある)、より大量に精製できる方法の開発が要求されている。

また、タンパク質の折りたたみ(フォールディング)過程の解明やタンパク質のダイナミックなコンフォメーションの変化については、既存の方法では観測が困難である。折りたたみ機構については短いペプチドをコンピュータシミュレーションで折りたたませる方法などがあるが、現実の折りたたみ機構を明らかにする何らかの方法の開発が急がれる。コンフォメーション変化については、一分子観測などのテクニックを用いて行っている。またコンピュータシミュレーションで研究している例もある。

いずれにせよ、タンパク質や核酸の立体構造が判明しても、生物体内で起きている反応の素過程まで理解できている状況とはとてもいえない。静的な立体構造から、より動的なタンパク質の挙動を測定することが求められつつある。

2009年06月02日

中産階級(ちゅうさんかいきゅう)とは

労働者階級よりは資産があり、自ら資本家になるほどの資産はない階層。具体的な定義は国家や時代によって異なるが、現代の日本においては労務作業者や民間職員などの平均資産がもっとも低く500万円前後で、法人経営者や自由業者などの平均資産は1000万円を超えている。[1]労働者階級の存在を認めない一億総中流を前提とすれば、労務作業者や民間職員なども中産階級に含まれるが、労働者階級と中産階級を区別するなら、それらの職業は中産階級ではなく労働者階級に分類される。

19世紀の半ば、マルクスは資本主義が発達すればするほど貧富の差が拡大すると予言した。 しかし、19世紀末のドイツ社会民主党の論客ベルンシュタインは、資本主義が発達すればするほど中産階級が台頭すると予言した。この時点で中産階級という階層が大きく注目されるようになったと考えて良い。
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世界的な中産階級の台頭 [編集]
世界恐慌の後、ケインズ経済学に基づいた財政政策が立案されるようになり、恐慌を防止できるようになった。混合経済化が進展する中で完全雇用が志向されるようになり、労働者の賃金は安定的な成長を続けた。また、企業の旺盛な投資を支えるために、労働者の貯蓄が奨励され小口の資産形成が進展したことから、中産階級が台頭した。

日本における「一億総中流社会」の出現 [編集]
日本の戦後の保守政権は、経済成長とそれに伴う中産階級の育成を中心とする日本型社会民主主義政策を取り、70~80年代には一億総中流と言われる状況を作った。しかし、バブルがはじけた今、一億総中流に実態があったのか、厳密な検討が迫られている。

新旧の中産階級間における差異 [編集]
社会学の立場では中産階級を新中間層と呼称し、マルクス主義の立場では上層労働者階級と呼称する。新中間層は商店主や自作農など、旧中間層に対応した用語だが、マルクス主義では賃金労働者である点は工場労働者と変わりがないとの認識で、「遅れた労働者階級」とも呼ぶ。

中流階級概念との対比 [編集]
マルクスが生産手段という観点から中産階級を規定したのに対し、「中流階級」には教員、個人投資家、自由業者、法律家など生産手段や階級闘争に関連しない職業が含まれる点で異なる。

2009年04月30日

各国による歴史的評価の相違

渤海は先の高句麗と同様、近年になって朝鮮民族の王朝か、中国大陸の地方政権かということで大韓民国、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と中華人民共和国の間の論争が起こっている。 韓国、北朝鮮は高句麗を継承して新羅と対立して北に興った朝鮮民族系の王国という立場をとっており、新羅と渤海が並立した時代を「南北国時代」と呼んで歴史教育を行っている。

一方、中国もまた高句麗同様に渤海は中原の王朝から冊封を受けた地方政権のひとつであるという立場を貫いており、双方は対立して譲らない。中国としては韓国と北朝鮮の統一後に表面化すると思われる国境問題と朝鮮族帰属問題を事前に牽制するために高句麗、渤海問題を利用することと、将来において朝鮮半島への支配力を強めるための外交戦略であると考えられる。

またロシアの歴史学界からは、ソ連の時代以来、渤海は極東少数民族による自立した独自の文化・社会を有した国家であり、中国や朝鮮半島に関連付けることに反対する学説が提示されている。

現代社会の政治情勢と絡み、その歴史的意義が各国によって大きく異なっていることが看取できよう。現在判明している事実を用いて歴史学的立場からこの問題に臨むならば、おおむね以下のように考察し得る。

まずロシアの見解では渤海は満州史(沿海州含む)に含まれ、朝鮮史や中国史に属さないことになる。渤海の構成住民の多くが満州の狩猟民族であったことから一定の客観性を持っているが、支配者層に高句麗の遺民が含まれていたと考察されることから朝鮮史との関連性を完全に否定する歴史観が客観性に十分であるかについては議論の余地がある。

次に韓国と北朝鮮で主張される南北国時代論であるが、両国で支配的な渤海を朝鮮民族の淵源とする見解は朝鮮半島の現在の民族・国家形成に渤海が一定の役割を担ったことは各資料から推察されるところであり、関連性という面では朝鮮史との関連性は認められる。しかしこの点を以って朝鮮史以外の慣例を否定する点については各国史学会より異論が出されているとことである。事実支配者層に高句麗遺民が含まれ、渤海滅亡後には渤海遺民が高麗へ帰属しているが、全土に満州系住民が存在していた点への考慮が乏しいといわざるを得ない。また歴史的な民族概念と現代の民族概念を同一視している点も問題であり、渤海がすなわち現代朝鮮民族の祖流であるとするのではなく、各住民が混交して高麗期に朝鮮民族が形成されたという見解も広まっている。

最後に中国の「地方政権」という言い分については、「中国」の意味・領域をどこまで拡大するかによるが、言語・生活習慣・民族のすべてにおいて中原の農耕社会とは本質的に異なっていることを考えると是とし難い。更に唐王朝や五代諸王朝、遼・金のように漢語が日常的に使用される地域を一時期でも統治領域とし交わった事実もない。単に冊封体制化の王朝文化において唐王朝の文物を模倣したに渤海文化を中原文化と同一視する点は、古代の冊封体制を現代に援用したものに過ぎないとして批判が強い。 また後年の金から後金、そして清へと繋がる地域を統治した国家である点を重視して中国の地方政権と称す学説もあるが、地理的な問題と歴史的継承問題を同一視した学説に過ぎないとも言える。

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日本では渤海を朝鮮・高句麗系の支配層と満州系民族との混成国家であると見做した各国の歴史観を折衷した学説が一般的である

2009年04月14日

王 遵(おう じゅん)

王 遵(おう じゅん、生没年不詳)は、中国の新代から後漢時代初期にかけての政治家、武将。字は子春。司隷京兆尹覇陵県の人。父の名は不明だが、上郡太守であった。なお、同時代に楽浪太守王遵という人物も存在しているが、これは本記事の王遵とは別人である。

新末後漢初の群雄の1人で隴右[1]に勢力を張った隗囂の陣営に属し、地皇4年(23年)における挙兵当時からの配下である。王遵は若い頃から侠気と弁才で知られ、また、隗囂陣営に属しながらも、漢朝の復興とそれへの帰属を本心としていた。漢復1年(23年)7月に隗囂が郡国に発した漢朝復興の檄においても、王遵は明威将軍として名を列ねている。

漢復2年(24年)、隗囂が更始帝の招請に応じて長安入りすると、王遵も同僚の周宗と共にこれに随従している。翌更始3年(25年)夏、淮陽王張卬らによる更始帝への兵変に隗囂も参与したが露見し、隗囂は更始帝からの召喚を拒否して自邸に立て篭もった。この時、王遵・周宗も折を見て隗囂との協議を重ね、遂に隗囂らは包囲を突破して隴右へ帰還した。

その後、隗囂は光武帝陣営に加わった。また、隗囂の下へ度々使者として派遣されてきた光武帝配下の来歙は王遵と交友し、王遵も来歙に多大な敬意を払っている。建武6年(30年)、符節を持って来歙が隗囂を訪問し、蜀の公孫述討伐への従軍を迫ったが、すでに公孫述への傾斜を強めていた隗囂はこれに応じず、遂に憤った来歙は隗囂を問い詰め、前に出て刺そうとするが、隗囂は兵を呼び集め、来歙は節杖を地に突いて退出した。怒った隗囂は来歙を殺害するよう部下に命じたが、来歙は光武帝の親族であり、使者を斬ってはいけません、人質もあります、と王遵が懸命に諌めたため、来歙は無事光武帝の下へ帰還している。結局矛を交えた故に、隗囂は光武帝と決裂し、公孫述側につく。

漢への降伏と厚遇 [編集]
建武7年(31年)、光武帝の命を受けた来歙が王遵に書面を送ってこれを招聘する。王遵も、隗囂が再三の諫言を採用しないことに失望していたため、遂にこれに応じ、家族と共に洛陽を訪れた。王遵は太中太夫に任命され、向義侯[2]に封じられた。

翌建武8年(32年)春、光武帝は隗囂征伐に向かった際に、王遵に符節を持たせて長安の留守を務める大司馬呉漢を監督させるという、破格の待遇を与えている。同年、王遵が隗囂配下で旧友の牛邯に投降を促す書面を送ると、牛邯もこれに応じて洛陽を訪れ、漢に降伏した。これをきっかけにして、隗囂に所属していた13人の大将、16県、10数万の兵士が続々と漢に降っている。

これ以降、王遵の名は史書に見えない。

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2009年03月31日

丸山権太左衛門

丸山 権太左衛門(まるやま ごんだざえもん、1713年(正徳3年) - 1749年12月23日(寛延2年11月14日))は、大相撲の力士。現在公認されている横綱の中では3代目に数えられるが、順序が逆で2代目とする説もある。いずれにせよ、横綱としての実質がなかったのは2代綾川と同様である。本名は芳賀銀太夫、俳号は巴重。身長197cm、体重170kgと伝わる。手のひらの大きさは幅12.8cm、中指の先から掌底までは22.5cmもあったという。

陸前国遠田郡中津山村(現在の宮城県登米市米山町中津山)出身。元文年間頃に初土俵。家老衆の家来になって江戸見物に出たのはいいが体が重く歩くのがヘタだったため、二足用意した草鞋をすぐ踏みつぶしては徹夜で編み直すはめになり、馬に乗せれば足が地に着いてしまうありさま。やっとの思いで江戸には着いたがこれでは故郷に帰るのもおぼつかない、というのが入門のいきさつだったといわれる。1749年(寛延2年)の長崎巡業の際に現役のまま没した。死因となった病気は恐らく赤痢と言われている。享年37。

なお、横綱免許とされている1749年は実際には吉田司家故実門人になった時を指す。実力自体は現在の基準に当てはめれば横綱でも文句がなかったほどだったと言われる。
シントニア タコス オイル マヤ吉 ケルン ミーハー ボタン たこいと デュアル アルル ライン アクサ ビー玉 ロコモコ ライフ テナー クチル トッププ ナズナ ロベニア シタニア キング ブルー レンド ハファダ シリア マリンホス タイトス リテール シラー カノープス きねづか ブダペ スノーグ チョウゲ フルタイ モミジ デブリ ブラッシ 深海魚 シルバー ビーテ トライ サイキック ブレッツ プルーフ すいか くもり ダッジ ミーア

逸話に、怪力で五斗俵(約75kg)に筆を差し込んで文字を書いたといわれる。「ひと握り いざ参らせん 年の豆」という句が知られている。

2009年03月16日

宗盛との協調

清盛の死後、宗盛は「今に於いては、万事偏に院宣の趣を以て存じ行うべく候」(『玉葉』閏2月6日条)と表明して、後白河に恭順する姿勢を示した。宗盛の発言を受けて、後白河は公卿議定を開いて追討の中断を決定する。静憲が宗盛に議定の決定を伝えると、宗盛は追討使として重衡を下向させることを理由に、追討のための院庁下文を発給することを要求した。静憲が「それでは話が違う」と抗議すると、宗盛は「頼盛・教盛等の卿を招き相議し、重ねて申さしむべし」と返答した(『玉葉』閏2月7日条)。新体制が発足して、後白河と宗盛の間には早くも不協和音が生じていたが、この問題に関して頼盛は宗盛の諮問を受けており、政権にとって重要な立場にあったことが分かる。

一方で、宗盛のもとに「頼盛と比叡山の僧綱が提携して宗盛を討とうとしている」という落書が届けられるなど、両者の間に緊迫した空気が流れたこともあった(『玉葉』4月1日条)。4月10日、安徳が八条の頼盛邸から閑院に行幸し、邸宅を提供した功で頼盛の子が加階されることになった。頼盛は、保盛は正四位下であり昇進させると通盛(教盛の子)・経正(経盛の子)より突出してしまうとして、光盛に賞を譲らせた(『吉記』同日条)。頼盛が一門の中で軋轢を避けるために、気を配っていたことをうかがわせる。

9月には熊野で反乱が起こり、紀伊の知行国主である頼盛が追討使に選ばれた(『玉葉』9月28日条)。しかし翌月、遠征軍の編成が行われた結果、北陸道は知度・清房(宗盛の異母弟)・重衡・資盛、東海道・東山道は維盛・清経(重盛の子)、熊野は頼盛の子息2名、最も重要な洛中守護は宗盛・教盛・経盛・頼盛・知盛が担当した(『玉葉』10月10日条)。この時、宗盛とともに洛中に留まった者が政権中枢にあったと考えられる。宗盛が平氏棟梁の地位を確立するにあたり、最大の障害は重盛の小松家だった。小松家を抑えるためには、知行国を有して半独立的な位置にある叔父たちと密接に連携する必要があった。
ジョブコー ダーポポ プライ オール ハンドグ フェア はずたか タフガ シミュレ 冬の花 ポテト トゥー ハンカ ハシェマ やまふじ インレット ゆずの里 カガシ マンシェ ナサラ ヌクレ 検索モミ カラカス スピー オリジナ 水菜 ビジョン ズーム マウンテ ドレス トカマク ムギセ ベニバ グラソース キング コード オパール オーセン クール ランボ たてじょう ブラゾーン おおみ リンス バロキ スノー ドウェー プレス プロペ いぬまき

叔父たちの中で、宗盛が最も気を遣っていたのは頼盛だった。寿永2年(1183年)2月、宗盛の嫡子・清宗と頼盛の娘の婚姻が成立しているが、これは宗盛が頼盛を自らの陣営に引き入れるための懐柔策であったと推測される(『吉記』2月21日条)。同月、宗盛が内大臣を辞任する際、宗盛のもとに知盛・重衡・頼盛・時忠・親宗が集まっている(『吉記』2月27日条)。叔父の中で頼盛だけが出席しており、宗盛が頼盛を重視していたことを示唆している。4月、頼盛は権大納言に昇進するが、政権の崩壊は目前に迫っていた。

京都残留 [編集]
寿永2年(1183年)5月、平氏の北陸追討軍は木曽義仲に撃破され(倶利伽羅峠の戦い)、これまで維持されてきた軍事バランスは完全に崩壊した。7月24日、宗盛は都に迫った義仲軍を防ぐために、頼盛に山科方面への出兵を要請する。頼盛は「弓箭ノミチハステ」ていることを理由に拒絶したが、宗盛に「セメフセラレ」てやむを得ず山科に向かった。

25日未明、後白河は比叡山に脱出する。これを知った宗盛は、辰巳午両三時バカリニ(午前8時から正午にかけて)六波羅に火を放って都を退去した。ところが宗盛は、山科防衛に出動していた頼盛に都落ちを知らせていなかった。頼盛は都落ちを聞くと、子の為盛を宗盛のもとに差し向けて事情を問い詰めるが、宗盛は動揺するばかりで明確な返答はなかった。宗盛にすれば後白河に逃げられたことで混乱の極みにあり、単に連絡を忘れただけだったのかもしれないが、頼盛にしてみれば前線に置き去りにされたようなものだった。

頼盛は都に戻るが、すでに池殿は全焼しており後白河に保護を求めた。この時、資盛も後白河を頼っている。後白河は頼盛に「サ聞食ツ。日比ヨリサ思食キ。忍テ八条院邊ニ候ヘ」と答え、八条院のもとに身を隠すことを指示した(『愚管抄』)。資盛は拝謁を許されず、26日早朝に都を離れた(『吉記』7月25日条)。28日、後白河は平氏追討・安徳の帰京・神器の回復の方策を立てるため、公卿議定を開いた。この議定では、頼盛の処遇も議題に上がった。吉田経房は「帰降者を成敗した例はなく、頼盛は都落ちには同調せず、一族であったため一時的に行動を共にしたに過ぎない」と発言し、出席者も「人々皆一同」と賛同した。しかし義仲軍が都を占拠している状況では頼盛も処分を免れることはできず、8月6日に他の平氏一門とともに解官された。

解官後の頼盛は八条院の庇護を受けながら、密かに鎌倉の頼朝と連絡を取っていたと思われる。それは、後白河の意向を受けてのことだった可能性もある。後白河は平氏追討の功績について、第一を頼朝、第二を義仲とするなど義仲を低く評価し(『玉葉』7月30日条)、頼朝の上洛に期待をかけていた。8月14日、義仲は後継天皇に自らが擁立した北陸宮を据えることを主張して、後白河の怒りを買う(『玉葉』同日条)。そして後白河が義仲の頭越しに寿永二年十月宣旨を頼朝に下したことで、両者の対立は決定的となった。都は極めて不穏な情勢となり、10月20日、頼盛逐電の情報が流れて騒ぎとなった(『玉葉』『百錬抄』同日条)。閏10月になると、親鎌倉派である一条能保(頼朝の義弟)・持明院基家(頼盛の娘婿、能保の叔父)も危険を察知して鎌倉に亡命した。

2009年03月01日

地球(テラ)を中心とする星間国家

本国ドイツを除いて最初に翻訳されたのはイスラエル(ヘブライ語)で、1965年ごろに最初の4話が出版されたらしい。日本と並んで順調に翻訳が進んでいるのはフランスである。ただし、いくつかのエピソードはスキップしているし、最近はいわゆる銀背本を元に訳出しているため全てのエピソードを網羅しているわけではないが、2007年4月現在550話あたりまで到達している。もっとも翻訳が進んでいるのはオランダであるが、21世紀初頭より通販のみの販売形態に移行したため、入手は困難になった。ブラジル(ポルトガル語)はファンクラブが主体のオンデマンド出版を続けていたが、800話台半ばで出版が打ち切られたらしい。アメリカ(英語)もまた長い冬の時代を経験している。21世紀初頭に外伝のレムリアポケットブックシリーズが英訳され、今後の動向が注目される。

銀河系
太陽系帝国
1990年に成立した、地球(テラ)を中心とする星間国家。首都は旧モンゴル・中国国境付近のゴシュン湖畔に建設されたテラニア(ギャラクトシティ)。成立当初はその勢力は太陽系の内側だけであったが、21世紀以降銀河各地に植民を行い、25世紀には千を超える植民世界を管理するようになり、銀河系で最高の技術力、経済力、軍事力を有する一大星間国家となった。また2115年から2329年にかけてはアルコン帝国と合併して連合帝国を形成していた。25世紀の時間警察との戦闘では太陽系が戦火に見舞われたり、30世紀には幾つかの植民星系が分離独立するといった出来事があったが、35世紀の時点でも銀河系では最強の経済力と軍事力を有していた。
しかし、3459年に銀河系に現われた「七種族の公会議」との抗争の中で中央星と国家主権を失い、3460年に実質的に崩壊した。
アルコン帝国
アコン人から派生した植民地人アルコン人の手による星間国家。球状星団M13を中心に銀河主要部を版図に収め、高度な科学技術と軍事力を持って数々の植民種族や非ヒューマノイド種族をその支配下に置き、10万あまりの星系を有する一大星間帝国を形成していた。やがてアルコン人に種としての退廃が見られるようになると、帝国各地で反乱や内戦が絶えなくなり、1978年にはロボット摂政に統治権が移管された。2044年にはアトランがゴノツァル8世として即位する事で国家の秩序が保たれたが、2115年の太陽系帝国との合併による連合帝国形成によりアルコン帝国は消滅した。2329年にローダンが連合帝国を解消した事で主権を回復するも、アコン人と結託したブルー族の艦隊によって軍事惑星アルコンIIIが破壊された事で、名実共にアルコン帝国はその歴史に幕を閉じた。
アコン帝国
ブルーの星系の第5惑星ドロラー(スフィンクス)を中心に銀河系中央部で強い勢力を維持する星間帝国。紀元前18,000年頃に起きたアルコン人との戦争“中央戦争”の後、鎖国政策を取り続け、転送機ネットワークによる交通手段を取るようになり、少数の艦艇のみを保有するだけで、母星系の防衛は星系全体を覆うバリアによって行っていた。2102年にテラナーとの接触によりブルーの星系を覆うバリアが突破された事で本格的に艦隊を整備して、太陽系帝国に対して何度も攻撃を加えるもことごとく失敗に終わっている。2329年のアルコン帝国崩壊後は、旧アルコン帝国の植民星系も支配下に置くようになった。
レムール帝国
紀元前51,000年頃、銀河系において栄えた第一次人類レムール人による強大な星間帝国。中心世界は後のテラにあたるレムール。帝国は「タマニウム」と呼ばれる111の星州/行政区によって構成される連合体であり、それぞれのタマニウムの中で選出された「タム評議員」が帝国の最高意志決定機関を形成していた。絶頂期には銀河系のみならずアンドロメダ星雲にも勢力を持っていたが、やがて紀元前50,000年頃から勃発したハルト人との戦争によって帝国は疲弊し、レムール人の大半がアンドロメダに避難した事により、銀河系におけるレムール帝国は衰退し消滅した。
ダブリファ帝国
30世紀初頭の第二次遺伝子危機以降、太陽系帝国から独立した元植民星系からなるテラナー系3大星間帝国の一つ。反テラ連合の主体だったが、3434年の寛容革命によって崩壊。「銀河連合ノルモン」に引き継がれる。主星はノスモ。
カルスアル同盟
細胞活性装置を持つ3人のエルトルス人がトップを勤める同盟。テラナー系3大星間帝国の一つ。主星はクライト星系エルトルス。
中央銀河ユニオン (ZGU)
テラナー系3大星間帝国の一つ。3430年代には同盟を結んで太陽系を攻撃しようとした。
バゲット クス ポイント ヌガー ソリッド 一石二鳥 ミックス ランウエー アヨーチン ブルペン ステーク ドンファン フィル 検索クワ ギガス おじまじ タンポン カレンシー ぼうふう トリグ シャーマン シシャパ キトサン タウリン フィー リーキ シシカバブ バーガー モダンアート セントラ ヒンドゥー フレッ サイゴン 王様検索 フルネュ ナロー ひみつり オーバ カーフェリ サーベイ レジェンド サー油 マイタ かぶらや デミタ ラジエ スター ダンサー テンキー イニング

アンドロメダ星雲
島の王たち
2400年時点におけるアンドロメダの絶対的支配者。長らく正体は不明であったが、後にレムール人による権力集団である事が判明。ルーム星系第2惑星タマニウムを拠点にアンドロメダ全域を統治していた。全員が細胞活性装置を持ち、無数の種族を奴隷化、あるいは滅ぼした。アンドロメダでは紀元前50,000年頃に疎開してきたレムール人による国家が成立したが、それから約3万年後に独裁体制を支持する13人の科学者や軍人が協定を結んで当時の政府を打倒し、アンドロメダ星雲全域をも支配下に置いた。島の王は地位に応じて「ファクター○(番号)」と呼ばれ、最高権力者のファクターIの命令に背いた者は容赦なく殺された。テラナーによるアンドロメダ遠征が行われた2400年代は、7人の構成員によって一銀河を支配していたが、2406年に本拠地のタマニウムが陥落し、最後の島の王も死亡した事により、アンドロメダ星雲はその支配体制から解放された。

M87銀河関連
中枢部の設計者
M87の支配者。M87のヒューマノイド種族「オケフェノケース」が死後、ハイパー再生された存在を指す。M87銀河中枢部に存在する、直径6,620光年の空洞恒星内部に人工的に作られたホイール星系に住む。7万年以上も前から既にM87銀河の支配者であったが、7万年前に行ったバイオ実験で生み出された人工生命「けだもの」による反乱によって銀河がその脅威にさらされるようになると、種族をカースト(軍人、科学者など)ごとに分ける事で銀河規模での防衛システムを構築し、最終的にはけだものを銀河外に駆逐した。2437年には、けだものとの抗争に終止符を打つために、ウレブの本拠地エネミー星系に大艦隊を送り込んでこれを破壊し、さらにはハルト人を根絶させるためにテラナーを脅そうとしたが、逆にローダンの恫喝にあい相互不可侵条約を締結して軍を撤退させられた。
時間警察
何者かが時間改変を行い、自らの存在を抹殺しようとしているとの強迫観念にかられたウレブが組織した軍事機構。第一震動力、二次制約者、三次制約者、そして無数の補助種族からなり、その頂点にあたる第一震動力にはウレブが就いていた。時間実験を行う種族に対しては容赦の無い攻撃を行い、判明しているだけでもレムール人やグラドがその被害を受けた。超空間のパラトロン・フィールドに存在するパラ武器庫には、生体戦闘船ドランの基地や、二次制約者の深層睡眠のための施設、シンポフレックス・パートナーの孵化施設などが存在し、強大な軍事力を有していたが、2437年の中枢部の設計者による大攻勢によってマゼラン銀河の近くにあったウレブの本拠地エネミー星系がウレブもろとも破壊された事により崩壊した。

グルエルフィン銀河
タケル帝国
3437年時点においてグルエルフィン銀河を支配していたカピン種族のタケル人による星間帝国。国家元首は「タシュカル」と呼ばれ、ディープパープル星系第11惑星タケラのタシュカノルに首都がおかれていた。紀元前20万年頃に当時のグルエルフィン銀河を支配していたガンヤス人による国家「ガンヤス帝国」をクーデターで倒して成立、以後3438年に至るまで銀河全域を支配し、懲罰艦隊や秘密警察マルサヴを用いて恐怖政治を行っていた。また3437年頃には銀河系への侵攻を準備していた。しかし3437年にテラナーの遠征によってかつてのガンヤス帝国の支配者である真正ガンヨのオヴァロンが帰還した事によって各地で反体制運動が活発化し、3438年に中心世界のタケラが破壊された事で権力を失い崩壊した。
ガンヤス帝国
紀元前20万年前までグルエルフィン銀河に存在していた最古のカピン種族であるガンヤス人を中心とした星間帝国。国家元首は「ガンヨ」と呼ばれ銀河を民主的かつ平和的な統治下においていた。紀元前20万年頃に当時のガンヨであったオヴァロンが銀河系で行方不明になり、これをきっかけに戦争状態となりタケル人によって滅ぼされた。その後ガンヤス人は衛星銀河のモルシャズタス小銀河に避難しここに身を潜めていた。3438年にガンヨであるオヴァロンの帰還によりタケル帝国は打倒され、20万年ぶりにガンヤス帝国が復興した。

2009年02月10日

元弘(げんこう)/元弘の乱

元弘(げんこう)は、日本の元号の一つ。元徳の後、建武の前。1331年から1333年までの期間を指す。この時代の天皇は後醍醐天皇。鎌倉幕府将軍は守邦親王、執権は北条守時。
じんのおび トップライト テドラル なかよし ナベラル モルグ ベニデュ ムード フォワグ ビアガ 芽キャベツ セーラー ローレライ ビーフ シャッター トリノ むぐらふ ノッポ リップ チェン デコレータ サカユ ききょう キウイ デッド ハイウェイ ブロック シリーズ フィクシ ミレニアム リチェ リスチン かくぐう ラウィ フワン フラグ サーチトゥ ニック スポット レーベル 迷い道 カエサ タピオカ リトライ オブソ ソフトテニ ナンス カシミ プルーン おびひろ

元徳3年5月5日(ユリウス暦1331年6月10日)、後醍醐天皇を中心とした倒幕計画が発覚し、それに関わった者たちに対する鎌倉幕府による厳しい追及が行われていた。その最中の8月9日(9月1日)、後醍醐天皇は「元徳」から「元弘」へと改元したが、幕府はこれを認めず「元徳」を使い続けるとともに、9月20日(10月22日)には光厳天皇を新たな天皇として即位させた。

元弘2年/元徳4年(1332年)には後醍醐天皇は隠岐への遠流に処され、その間に光厳天皇は正慶に改元した。元弘3年/正慶2年(1333年)、後醍醐天皇は隠岐を脱出し幕府を滅ぼした。「正慶」の元号は鎌倉幕府滅亡とともに使われなくなった。

元弘4年1月29日(ユリウス暦1334年3月5日)、建武に改元した。

出典
元弘期におきた出来事
元年
8月、後醍醐天皇が京都を脱出し、三種の神器を持って笠置山へ入る(元弘の乱)。
9月、楠木正成が河内国下赤坂城で挙兵する。笠置が落城して後醍醐が捕縛される。鎌倉幕府が光厳天皇を擁立し即位させる。
10月、三種の神器が接収される。
2年
3月、幕府が後醍醐天皇を隠岐島へ流罪する。
6月、楠木正成が千早城で、護良親王が還俗して吉野でそれぞれ蜂起する。
3年
2月、赤坂城が落城する。後醍醐天皇が隠岐島を脱出する。
5月、足利尊氏や赤松則村(円心)ら後醍醐方に呼応し京都の六波羅探題を滅亡、新田義貞らにより鎌倉幕府が滅亡する。
6月、後醍醐天皇が入京し、記録所を復活させるなど建武の新政を開始する。
10月、北畠親房・北畠顕家が義良親王(後村上天皇)を奉じて陸奥国へ向かう。
12月、足利直義が成良親王を奉じて鎌倉へ向かう。
北条氏残党の反乱が活発化する。

死去
日野資朝
北条高時
北条仲時

元弘の乱
元弘の乱(げんこうのらん)は、1331年(元弘元年)に起きた、後醍醐天皇を中心とした勢力による鎌倉幕府討幕運動である。1333年(元弘3年/正慶2年)に鎌倉幕府が滅亡に至るまでの一連の戦乱を含めることも多い。以下では1331年から1333年までの戦乱について述べる。元弘の変(げんこうのへん)とも呼ばれる。

鎌倉時代後期、鎌倉幕府では北条得宗家が権勢を振るっていた。北条一門の知行国が著しく増加する一方で、御家人層では、元寇後も続けられた異国警固番役の負担、元寇の恩賞や訴訟の停滞、貨幣経済の普及、所領分割などによって没落する者も増加していった。幕府は徳政令を発して対応するが、社会的混乱から諸国では悪党の活動が活発化し、幕府は次第に支持を失っていった。

朝廷では、13世紀後半以降、後深草天皇の子孫(持明院統)と亀山天皇の子孫(大覚寺統)の両血統の天皇が交互に即位する両統迭立が行われていた。だが、公家社会の中に支持皇統による派閥が生じるようになるなど混乱を引き起こし、幕府による朝廷の制御を困難にした。

1318年(文保2年)、大覚寺統の後醍醐天皇が即位し、天皇親政を理想に掲げ、鎌倉幕府の打倒を密かに目指していた。1324年(正中元年)の正中の変は六波羅探題によって未然に察知され、後醍醐は幕府に釈明して赦されたものの、側近の日野資朝は佐渡島へ流罪となった。だが後醍醐は、処分を免れた側近の日野俊基や真言密教の僧文観らと再び倒幕計画を進めた。

経過
笠置山・赤坂城の戦い
1331年(元弘元年)8月、後醍醐の側近である吉田定房が六波羅探題に倒幕計画を密告し、またも計画は事前に発覚した。六波羅探題は軍勢を御所の中にまで送り、後醍醐は女装して御所を脱出し、比叡山へ向かうと見せかけて山城国笠置山で挙兵した。後醍醐の皇子・護良親王や、河内国の悪党・楠木正成もこれに呼応して、それぞれ大和国の吉野および河内国の下赤坂城で挙兵した。

幕府は大仏貞直、金沢貞冬、足利高氏(後の尊氏)、新田義貞らの討伐軍を差し向けた。9月に笠置山は陥落(笠置山の戦い)、次いで吉野も陥落し、楠木軍が守る下赤坂城のみが残った。ここで幕府軍は苦戦を強いられる。楠木軍は城壁に取り付いた幕府軍に対して大木を落としたり、熱湯を浴びせかけたり、予め設けておいた二重塀を落としたりといった奇策を駆使した。だが楠木正成は、長期間の抗戦は不可能であると理解していた。10月、自ら下赤坂城に火をかけて自害したように見せかけ、姿をくらませた(赤坂城の戦い)。

後醍醐は側近の千種忠顕とともに幕府に捕らえられた。幕府は持明院統の光厳天皇を即位させ、元号を正慶と改めさせるとともに、1332年(元弘2年/正慶元年)3月、日野俊基や北畠具行、先に流罪となっていた日野資朝らを斬罪とし、後醍醐を隠岐島へ配流した。こうして倒幕運動は鎮圧されたかに見えた。

楠木正成像
千早城の戦い
護良親王と楠木正成は潜伏して機会を伺っていた。1332年(元弘2年/正慶元年)11月、楠木正成は河内国金剛山の千早城で挙兵し、同月、護良親王も吉野で挙兵して倒幕の令旨を発した。正成は12月に赤坂城を奪回し、1333年(元弘3年/正慶2年)1月には六波羅勢を摂津国天王寺などで撃破した。

幕府は再び大仏家時、名越宗教、大仏高直らが率いる大軍を差し向けた。まず幕府軍は正成の配下の平野将監らが守る上赤坂城へ向かった。上赤坂城の守りは堅く幕府軍も苦戦するが、城の水源を絶ち、平野将監らを降伏させた。同じ頃吉野でも護良親王を破った。

残るは正成がわずかな軍勢で篭城する千早城のみである。だが楠木軍は、鎧を着せた藁人形を囮として矢を射掛けるといった奇策により、再び幕府軍を翻弄した。幕府軍は水源を絶とうとするが、千早城では城中に水源を確保しておりびくともしなかった。さらに楠木軍は一部が打って出て幕府軍を奇襲し、軍旗を奪って城壁に掲げ嘲笑してみせた。楠木軍は90日間にわたって幕府の大軍を相手に戦い抜いた。

そうしている間に、幕府軍が千早城に大軍を貼り付けにしながら落とせずにいるとの報に触発され、各地に倒幕の機運が広がっていった。

元弘の乱を模した人形(京都府笠置町)
六波羅攻略
播磨国では赤松則村(円心)が挙兵し、その他の各地でも反乱が起きた。中でも赤松則村は周辺の後醍醐方を糾合し京都へ進撃する勢いであった。このような状況を見て、閏2月、後醍醐天皇は名和長年の働きで隠岐島を脱出し、伯耆国の船上山に入って倒幕の綸旨を天下へ発した。

幕府は船上山を討つため足利高氏、名越高家らの援兵を送り込んだ。しかし、4月27日には名越高家が赤松円心に討たれ、足利高氏は所領のあった丹波国篠村八幡宮で幕府へ反旗を翻す。5月7日、足利高氏は佐々木道誉や赤松則村らと呼応して六波羅探題を攻め落とし、京都を制圧した。北条仲時、北条時益ら六波羅探題の一族郎党は東国へ逃れようとするが、5月9日、近江国の番場蓮華寺で自刃し、光厳天皇、後伏見上皇、花園上皇は捕らえられた。

新田義貞像
鎌倉攻略
5月8日、新田義貞が上野国生品明神で挙兵した。新田軍は一族や周辺御家人を集めて兵を増やしつつ、利根川を越えて南進した。足利高氏の嫡子千寿王(後の足利義詮)らも合流し、新田軍は数万規模に膨れ上がったと言われる。幕府は北条泰家らの軍勢を迎撃のために向かわせるが、小手指ヶ原の戦いや分倍河原の戦いで敗退し、鎌倉へ追い詰められた。

新田軍は極楽寺坂、巨福呂坂、そして義貞と弟脇屋義助は化粧坂の三方から鎌倉を攻撃した。しかし天然の要塞となっていた鎌倉の切通しの守りは固く、極楽寺坂では新田方の大館宗氏も戦死した。戦いは一旦は膠着したが、新田義貞は一計を案じ、幕府軍の裏をかいて稲村ガ崎から鎌倉へ突入した。幕府軍は5月22日、北条高時ら北条一門は東勝寺において滅亡した(東勝寺合戦)。鎮西探題北条英時も、少弐貞経、大友貞宗、島津貞久らに攻められて5月25日に博多で自刃した。

影響
後醍醐天皇の討幕運動は遂に成功を見た。後醍醐は京都へ帰還し、元弘の元号を復活させ、念願であった天皇親政である建武の新政を開始する。だが元弘の乱の論功行賞において、後醍醐の側近が優遇されたのに対して、赤松則村をはじめとする多くの武士層が冷遇された。こうしたことが新政への支持を失わせ、足利尊氏の離反と室町幕府の成立へと結びついていく。

2009年01月24日

陽昇学園生徒


チャージ タラソ パント トレード 赤ランプ ヒョウ ナブラ ブルマナ スラト トムトム あしたば おれたち シュズ ルームメ カミオ シシュフ パナマ ダウン すだち ダイナ オカル チンギス リージア ネオジ つるが リニティ バップ オロシ かいづか あつま 石榴 ジエンド プレッ ラウンジ ドロップ ビクー ひらら ビノク シェーカー ラタトゥ 麦わら イキシア パッチ ウイロ 麦わら帽子 単発ガ ネイビー ライフ ムスリム ロベリア
谷口 六郎【たにぐち ろくろう】
声 - 上村典子
陽昇学園5年2組のリーダー格の男子で、リトルリーグでピッチャーをしている。最初は地球防衛組に対抗意識を燃やして野球勝負を挑んだりしていたが、学校が基地である事がジャーク帝国にバレそうになると、2組を扇動して基地の隠蔽作戦を手伝った。名前は当時制作進行(後に演出に昇格)を務めていた谷口悟朗から。
藤波 洋一【ふじなみ よういち】
声 - 渡辺久美子
倉林あや【くらばやし あや】
声 - 小島悠理
陽昇学園1年生の2人組。家は隣同士らしい。地球防衛組を見学に訪れた。作中では、苗字は紹介されていない。名前は本作のプロデューサーを務めていた藤波俊彦と倉林伸介から。

その他
エルドラン
声 - 島田敏
地球の守護神。光の戦士と呼称される守護天使。複数のロボットを所有しており、仁たち5年3組の子供達にライジンオーを託す。ただし、敵との戦いで負傷して戦線離脱したり、少年らにロボットを託した後に、より重要な地域や時間軸へ転戦してしまい、基本的に子ども達を放置するため無責任と取られがちである。「エルドランは迷惑」と言ってしまい、彼をモチーフにした邪悪獣も出現している。
武田長官
声 - 西村知道
防衛隊の指揮を一手に任されたエリート。軍人でない子供たちが戦うことを快く思っていなかったが(これに関しては、「子供たちを無責任に命懸けの戦場に出向かせる訳には行かない」という大人なりの責任感がゆえ、との見方を取るファンもいる)、地球防衛組の活躍を見て共に戦うようになる。ライジンオーと比べると格段に劣る防衛隊の戦力ではあったが、終盤にワルーサとの直接対決では懸命の攻撃が地球防衛組に反撃のチャンスをもたらすきっかけを作った。エルドランシリーズ全作を通して登場。放映当時は単に「長官」と呼ばれており、名前が出てきたのは次回作の『元気爆発ガンバルガー』になってからである。「ワシゃ高い所が嫌いなんじゃ〜」と言っていた(第21話)が、ライジンオーMk-Ⅱのコックピットには普通に乗っていた。
山口 実【やまぐち みのる】
声 - 高乃麗
四話のゲスト。おのぼり山の地元の少年。おのぼり山の木々が切り倒される事を迷惑がっている。最初は遠足に来ていた仁達に反感を持っていたが、花畑を守ろうとするライジンオーのピンチを、その耳で救った。
山口 梢【やまぐち こずえ】
声 - 林原めぐみ
おのぼり山の地元の少女で、山口実の妹で4年生。花畑を大事にしており、チロというウサギを世話している。遠足に来ていた吼児と仲良くなり、その後清き文通をしている。
和尚
声 - 滝雅也
陽昇寺(ようしょうじ)の住職。寺をヤクザに地上げされそうになった事がある。
大宮 恵津子【おおみや えつこ】
声 - 伊藤美紀
美人ニュースキャスター。きららの憧れの的である。小説でのもう一人の主役でもある。
レオニ
声 - 高乃麗
アフリカの少年で、吼児の文通仲間。文通のキッカケは、UFO雑誌らしい。
レオニの父
声 - 玄田哲章
アフリカで動物保護官をしている。
キャロル
陽昇学園で飼われているヤギ。校長と一緒にいる事が多い。矢沢永吉率いるロックバンドのキャロルが名前の由来。
シッポ
陽昇学園に迷い込んだ子犬で、マリアが命名。教頭先生に追い出されそうになるが、紆余曲折の末に美紀に飼われる事になった。
荒木源蔵
駄菓子屋「元気堂」の主人。次回作の『元気爆発ガンバルガー』のキャラだが、第51話にゲスト出演を果たす。
荒木純
駄菓子屋「元気堂」の息子で、青空ゲンキーズの監督。次回作の『元気爆発ガンバルガー』のキャラだが、第51話にゲスト出演を果たす。親子ともどもこの時点では声は発してはいない。

[編集] 五次元世界ジャーク帝国
皇帝ワルーサ
声 - 笹岡繁蔵(ゲーム「スーパーロボット大戦GC」では大友龍三郎)
五次元を支配するエネルギー生命体。エルドランとははるか昔から敵対していた。部下を単なる道具としか見なしていない態度や、終盤の防衛隊の総攻撃を「蚊に刺された」程度に受け流していた事が、後に命取りとなる。『スーパーロボット大戦GC』では最終話の一話前に登場、圧倒的な能力値もさることながら、戦闘アニメの彼の周囲が地形に関わらず異次元のような空間になるという特殊な表現手法がなされていた。
ベルゼブ
声 - 梁田清之
五次元帝国三次元侵略前線司令官。顔は美形だが、その胴体はがらんどうで同一固体の分身ファルゼブが潜んでいる。ワルーサにジャークサタンを与えられた際にコスチュームが変わる。
再三地球侵略を邪魔され続けていた相手のライジンオーを操縦していたのが地球防衛組の子供たちと知った時は激高の余り、凄まじいまでの勢いでゴッドライジンオーを追い詰めたほど。皇帝に絶対の忠誠を誓うが、終盤に裏切られる。倒された後も戦士としての誇りから地球防衛組との戦いを続けようとするが…。小説ではファルゼブとはかつては一体で「ベファルゼブ」という姿だったとされている、それから分かれたばかりの頃は、感情や考え方にも差はなかったらしいが、徐々にそれぞれの自我が生まれてきたようである。
ファルゼブ
声 - 林原めぐみ
ベルゼブの半身。和服を着た小さな妖精のような姿をしているがジャークパワーを照射する際には悪鬼の形相になる。普段はベルゼブの胸の奥にある亜空間(?)に潜んでいる。彼女が普段いる空間がどうなっているのかは、ベルゼブにも分からないらしい(小説にてタイダーに用意させたテレビがあることが判明している)。
タイダー
声 - 吉村よう、辻村真人(第39話以降)
邪悪獣を育成する副官だが、ベルゼブとファルゼブのストレス解消(八つ当たり)の対象にされているフシも。派手目の格好をした小太りの男。ベルゼブには従順。小説版によれば、三次元に来る前は有能だったが次元を越える際に人格が破壊され怠惰になってしまったとか。何故か仁の両親に気に入られ、最後には日向ストアの従業員になる。
ゴクドー
声 - 大塚明夫
OVA版に登場。皇帝ワルーサ亡き後、その跡目を狙おうと、背中の入れ墨に封印したベルゼブを人質に、ファルゼブから地球防衛組の情報を聞きだした。髪の毛は触手化したり、針状にして飛ばしたりできる。アイパッチ型のヘッドマウントディスプレイで戦況を分析する。刃の透明な刀、ドスクリスタルは武器としてだけでなく、ジャークルシファーへの変形も可能。地球防衛組を手下にしようと画策した。

メカニック

小型アイテム類
ライジンメダル
エルドランから防衛組全員が託されたメダル。全員がそれぞれ違うデザインをしており、地球防衛組の各機器を起動させるキーとなっている。各々、カード型のホルダーが用意されている。
ライジンブレス
パイロット3人が着用しているブレス。教室内でメダルをはめると、各コアロボへ運ばれる。ライジンオーへの合体時には、メダルをコマンダーへ転送する。通信機能も有する。
ライジンコマンダー
ライジンオーへの合体やバクリュウオー発見などに使用された指令調査端末。飛鳥と吼児が剣王コックピット内のコマンダーへメダルを転送、仁が「ライジンオー無敵合体!」の掛け声と共にメダルをはめ込むことで、ライジンオーへの合体が始まる。1度だけ、メダルの転送を受けてメダルをはめる役目を、仁の代わりに吼児が務めた事がある(第32話)。学校の外へライジンオーを呼び出したり(第6話他)、メンバーの転校による戦力低下を算出する事ができる(第10話)。2組との野球の試合では、ヨッパーの出塁確率の算出にも使われた(第14話)。

エルドランのロボット
剣王【ケンオー】
富士山の火口に封印されていた人型ロボット。仁がモーショントレースで操縦するが意外と内部は狭い。普段は校庭の地下に格納されており、発進時は校庭中央の100m走レーンをカタパルトにして射出される。
全高:15.4m
頭頂高:15.0m
重量:10.0t
最大走速度:時速420.0km/h
最大出力:5,500馬力
武装
ケンオーブレード
必殺技
剣王龍尾脚
フライングパンチ
ブレードシュート
鳳王【ホウオー】
ナスカの地上絵に封印されていた鳥型ロボット。飛鳥が戦闘機の操縦桿で操縦する。普段はプールの地下に格納されており、発進時はプールの底が開いて格納スペースごと上昇し、発進する。
全長:35.7m
本体全長:20.8m
重量:15.5t
最大走速度:時速80.0km/h
飛行速度M8(最大飛行速度M9)
武装
鳳王バルカン
鳳王カッターミサイル
必殺技
鳳王スパイラルショック
鳳王ウインドカッター
獣王【ジュウオー】
エジプトのスフィンクス内部に封印されていた一角ライオン型ロボット。吼児がバイクの要領で操縦。普段は体育館の地下に逆さの状態で格納されており、発進時は体育館の天井が展開し、床が回転。そのまま射出される。
全長:30.5m
重量:28.5t
最大走速度:時速640.0km/h
最大出力:99,000馬力
武装
アンカーホーン
必殺技
獣王アニマルアタック
獣王フレイムランス
噛み付き
ライジンオー
エルドランから陽昇学園5年3組の少年少女18名に託された「古より地球を守り師し戦士、大地の使者」。剣王、獣王、鳳王が「無敵合体」することでこの姿となる。生きとし生けるモノの活力と大気と大地の力「ライジンエネルギー」を動力源とし、角からエネルギーを吸収し、超金属エルドナイトで身を固める。また、強大な威力を誇るがエネルギー消費率もバカにならなく、エネルギー残量は角に表示される時もある。
全高:25.0m
重量:54.0t
最大走速度:時速880.0km/h
最大飛行速度M10
最大出力:200,000馬力(ただしパイロットの精神状態によっては設定以上の出力を発揮する事も)
合体時間2.8秒
武装
ライジンソード
ライジンシールド
ライジンブーメラン
ライジンフラッシュ
ライジンクロー
必殺技
ゴッドサンダークラッシュ
バクリュウドラゴン
陽昇学園校舎の地下に封印されていた、ライジンオーの支援メカ。通常は龍型メカ「バクリュウドラゴン」として司令室に常駐する15名で遠隔操縦する。発進時は校舎前面が展開し、地下から出現。教室に閃光遮断板がセットされた後、校舎前面に前足をかけ、発進していく。ライジンオーに匹敵する大きさで、剣王、ライジンオーを乗せて飛行も可能。「ライジンエネルギー」を自ら吸収することが可能。
全長:58.0m
重量:70.0t
走速度:時速130.0km/h
最大飛行速度:M20
必殺技
バクリュウファイヤー
バクリュウオー
ヨッパーの悪戯がきっかけで、バクリュウドラゴンが人型に変形した姿。パワーはライジンオー以上。遠隔操縦のためやや動きが鈍く、素早い相手に反応が追いつかないのが欠点。
全高:27.5m
頭頂高:27.0m
重量:62.0t
最大走速度:時速800.0km/h
最大飛行速度:M14
最大出力:320,000馬力
武装
バクリュウカノン
バクリュウカッター
バクリュウシールド
ゴッドライジンオー
超次元融合によりパワーアップしたスーパー邪悪獣に苦戦するライジンオーとバクリュウオーが、合体にはライジンオーコクピット内の仁と、教室の司令室のひろしが同時に起動レバーを操作する必要がある。コドモスキーに幼児化されてしまったコクピット内の3人が同時にレバーを操作して起動させた事もあり、その際に教室からの遠隔操作した。
全高:41.0m
頭頂高:39.0m
重量:116.0t
走速度:時速1200.0km/h
最大飛行速度:M22
最大出力830,000馬力(ただしパイロットの精神状態によっては設定以上の出力を発揮する)
武装
ゴッドライジンバズーカ
ゴッドライジンソード
ゴッドライジンシールド
ゴッドライジンブーメラン
ゴッドハイパーフラッシュ
必殺技
ファイナルファイヤー(ゴッドライジン・バズーカによる砲撃)
ハイパーサンダークラッシュ(ゴッドライジン・ソードによる十字斬撃)
巨大からくり 雷神王
OVA2巻に登場した巨大からくり。ひでのりの協力を得て、勉が陽昇城を改造した。ライジンオーとは違い、地球防衛組の18人全員が乗り込んで操縦する。
武装
雷神剣
雷神盾
雷神壁
必殺技
ゴッドサンダークラッシュ(小説版では「超粉砕雷神剣」という名称)

2009年01月17日

クの国

ビショット・ハッタ
声 - 曽我部和行
クの国の国王。ドレイクと軍事同盟を結び、オーラバトルシップ・ゲア・ガリングを建造して戦線に参加する。後にゲア・ガリングと共に地上へ送られる。ルーザと密通しており、後に政治的にも手を組むが、結局、ドレイクとルーザの双方から利用され翻弄されただけであった。
ガラミティ・マンガン
声 - 佐藤正治
ニェット
声 - 戸谷公次
ダー
声 - 高宮俊介
3人で「クの国の赤い三騎士」と呼ばれる(『機動戦士ガンダム』でおなじみの「黒い三連星」のセルフパロディと思われる)。一部を赤く塗装したAB・ビアレスに搭乗し、「トリプラー」と称する3機連続攻撃(黒い三連星のジェットストリームアタックと同様に3機が同じスピードで一直線に並んで突進、目標に連続攻撃をする戦法)を得意とするが、先頭のガラミティはショウのビルバインにやはり踏んづけていかれ(この時のショウのセリフは「俺だって!!」と、まるでアムロを意識しているとも取れる物である)、後続のニェット、ダーはほぼ同時に倒される。

ナの国
シーラ・ラパーナ
声 - 高橋美紀
ナの国の女王。嵐の壁でショウに助けられたことから、ナの国の新型可変AB・ビルバインをショウに与え、自らもオーラバトルシップ・グランガランに乗り込むが、地上へ送られてしまう。ショウに惹かれてはいるが表に出すことはなかった。最終決戦において戦火を終息させる重要な役割を担う。容姿端麗な凛とした佇まいで日本アニメ史に残る人気美少女キャラの一人であり、視聴者だけでなく制作者側でも彼女の作画を担当したがるアニメーターが続出した。出渕裕が愛している[7]。
『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーンが演じる王女様がモデルである[5]。
当初は同名の男性の老人キャラとして登場する予定であった。
エル・フィノ
声 - 富沢美智恵
シーラについているミ・フェラリオ。エンディングに登場しているのは彼女である。
ベル・アール
声 - 西城美希、『スーパーロボット大戦シリーズ』では吉田小南美
シーラについている幼いミ・フェラリオ。オムツを履いており「(最後の戦いになるのは)最終回だからか?」という迷言を残す。
カワッセ・グー
声 - 広森信吾 ※現・拡森信吾
シーラの忠臣。グラン・ガランの艦長を務める。名は製作に携わった川瀬敏文から。
サイコ チューブ イニシャ コムデ ティーチ カクレミノ ビヨウ クロの景色 シェード テスト プラコ ノーヒッタ チャンピ シンタ シンパシー ジストニア カオリン リール ハイラ ガーター バブリ アセロ ダガナ くしがき ヒロイズム マジック さじ日本 テスラコイ ナイトツア トリップ でぃるは パーゴラ あせろら ファルス オーバ オーソラ ネイリ ビルジ マッチ ライト トスト チっつぐ ジャカー 真実の泉 フレッシ ミゼット レーション ケルシ 無情 ブーツ

ナベン・ワタ
ナムワン型オーラシップの艦長。ドラムロ隊のトリオコンビネーションによりグラン・ガランが被弾したのを見て盾となるべく突出する。艦の対空砲火と搭載機により敵AB数機を撃破し編隊の切り崩しに一部成功するものの、単艦で突出したために味方からの支援を受けられず、編隊を解除したAB隊の包囲攻撃を受け乗艦とともに爆散する。第44話のみ登場。名は脚本家の渡邊由自から。

ラウの国
フォイゾン・ゴウ
声 - 西村知道
ラウの国の国王でエレの祖父。ニー・ギブンと協力して物語の前半において反ドレイク陣営の主力となり、オーラバトルシップ・ゴラオンを建造した。ショウを聖戦士と認める。自らも専用カラーのABボチューンに乗り込んで戦うが、第29話で戦死する。
エレ・ハンム
声 - 佐々木るん
ミの国の王女。ラウの国フォイゾン王の孫娘で、後にラウの国の女王となる。霊力(オーラ力が異質な形で発現したもの)をもち、未来の予見や悪意の察知などのかたちで度々ショウたちに危機を報せた。ドレイクの攻撃で母親の故郷に共に逃れるが受け入れられず、またドレイクの脅威に対抗するために霊力を高めようと霊山・ボンヤー山に篭る。強獣ズバダに襲われた際に発散したその力が、東京のショウを再度バイストン・ウェルに呼び寄せる助力となる。フォイゾン王亡きあとはゴラオンを率いてショウたちと共に戦い、後に地上世界へゴラオンと共に送られる。互いに惹かれあったソ連特使トルストールの戦死に際しては立場も忘れて泣き暮らすが、キーンやマーベルらの励ましで立ち直り指導者として生きることを決意する。
大国のラウやナではなく小国のミで育ったためか、高貴な雰囲気を漂わすシーラと異なり、より庶民的で親しみやすい性格である。
エイブ・タマリ
声 - 堀部隆一
ラウの国フォイゾン王の家臣。オーラシップ・グリムリーの艦長。フォイゾン王の死後はオーラバトルシップ・ゴラオンの艦長として、王の戦死後もエレを支える。新型AB・ビルバインを与えられ図に乗っていたショウを殴って諌めるなど、各所において年長者としての役目もこなした。最後は霊力を使い果たし息絶えたエレの亡骸を抱えながらゲア・ガリングに特攻し戦死する。
プラドン
ペーゲル
ガント
ラウの国の家臣。プラドンはフォイゾン王との別離の描写から、古くからの臣と思われる。3名ともタータラ城攻防戦で戦死する。プラドンはその死に際し「花は春 夏は陽炎 秋紅葉 冬の白雪 既に無し」と辞世の句を詠んでいる。名前の由来は古代ギリシアとプロイセンの哲学者プラトン、ヘーゲル、カントから。

ミの国
ピネガン・ハンム
声 - 中村秀利
ミの国の国王。エレの父親。ドレイクの侵略の矛先を向けられたため、和平交渉のために重臣をドレイクのもとに送ったが、ドレイク側の返答は使者の殺害だった。その後、パットフットとエレを避難させてニー・ギブンらとともに居城キロン城で防戦するが、乗艦の「ナムワン2」を撃沈され戦死。
パットフット・ハンム
ミの国の王妃。ラウの国の国王フォイゾン・ゴウの娘だが、かつてピネガンと駆け落ちしたため、親子の縁を切られている。キロン城落城後、父を頼ってラウの国へ赴くが拒絶されてしまい、霊力を高めるために山に篭ることを決めた娘を連れて退去する。後に娘のエレを攫いに来たジェリルの部下によって殺されてしまう。
ショタン
ピネガンの側近。和平交渉のため志願してドレイクの陣屋へ赴くが、交渉の席で暗殺される。

フェラリオ
ナックル・ビー
声 - 佐々木優子
マーベル・フローズンを地上に召喚したエ・フェラリオ。その罪でガロウ・ランに変えられコモンの世界に落とされていた(そんな中トッド・ギネスを助けてもいる)が、マーベルの懇願を受けたジャコバによって罪を軽減された。
ジャコバ・アオン
声 - 吉田理保子
妖精(フェラリオ)の長。ショウにオーラマシンを全て破壊するように依頼するが、激しくなるばかりの戦火に業を煮やし、自らの命と引き換えに全てのオーラマシンとその乗員を地上へ送ってしまった。同名の存在がOVA版「リーンの翼」にも登場しているが、パラレルワールド性が加味されているため、全くの同一人物というわけではない模様。また、「重戦機エルガイム」の世界観にも関与しているという永野護による説がある。
ゲーム『聖戦士伝説』では、主人公がオーラバトラーを作っていないと、ロウルートのみではあるが、強化パンツァーを与えてくれる。
シルキー・マウ
声 - 池田昌子
上級妖精(エ・フェラリオ)。ドレイクに捕らわれ、ショウ達地上人を召喚させられる。後にショウに助けられ、ショウがジャコバに会うきっかけを作ったが、自身は罰を受けミ・フェラリオにされた。その後の姿は「New Story of Aura Battler DUNBINE」で描かれている。